トリリンガル育児中。旅好き女のつぶやき

10年前は想像もしなかった 国際結婚×多言語育児×英語教育

宇宙人は存在する!今だからこそ意識するべき脅威と歴史

世界の歴史に深く関わっている宇宙人

謎はエジプトのピラミッド映画から

私が旅を愛する理由に、

未だに誰も知らない歴史の謎に触れられるということがひとつあります。

今日はその中の一つ、私が信じる宇宙人の存在について。

 

バックパッカーとして世界中を放浪している間、

私の歴史認識の視点を大きく変えたのがエジプトでした。

 

f:id:trilingual:20160512203751j:plain

@エジプトのギザにて

 

世界七不思議の一つに数えられているエジプトのピラミッド

いつか見てみたいなぁとは思っていても

その謎について深く考えたことってなかったんです。

考えるきっかけになったのは

「ピラミッド 5000年の嘘」

というドキュメンタリー映画でした。

どうして古代の人間がこんなにも正確に石を積み上げられたのか?

世界中にある謎の遺跡と位置の奇妙な偶然の一致は?…などなど。

今まで、大昔の歴史はまだわからないことだらけなんだな~

くらいにしか思っていなかったのが

これって絶対宇宙人が地球に来て教えてるに違いない!

と思い出し、そこから色んな記事や文献を読んで

ますますそれが確信になっていったんです。

そして実際にエジプトでピラミッドや遺跡を目にすると

人間業じゃないとシンプルに思うんですよね。

f:id:trilingual:20160513101034j:plain

@エジプトのルクソールにて

私の体の大きさを見ればどれほど巨大な壁かわかるはず!

これが工事機械が何もなかった頃に人の手で作られたと言うんです。

 

宇宙人とアメリカの繋がり

アメリカ大統領選挙!トランプ氏まさかの勝利?

どうしてここで突然アメリカ大統領選挙の話?

となっていると思いますが、

アメリカ政府には確実に宇宙人との交流の歴史を持っており、

その内容は政府のトップシークレットとされています。

CIAがアメリカから亡命したときにも宇宙人の話がありましたし

大統領になる人が宇宙人との交流に関わらないわけがないんですよね。

でも、もしトランプ氏が大統領になったら…

自分の利益のためになら裏社会もどんどん利用していく

と言われている彼が地球生命がかかっているかもしれないと思うと

直接的に何の影響もなさそうな日本人の私もぞっとするわけです。

 

世界の指針を示すガイドストーン

アメリカにあるジョージア・ガイドストーンを知っていますか?

現代の十戒とも言われるもので

1979年に突然建てられた歴史的にとても浅い石碑なのですが

未だに建てた人々の詳細は明らかになっていません。

8種類の言語で同じことが刻まれている石碑には

地球上の人口を5億人に維持するべきである

という文章をはじめ、

地球人がどのように暮らしていくべきかの指針が刻まれています。

表向きは世界秩序を誓うただの石碑に見えますが、

石碑を移し続ける監視カメラがあるくらいに

その存在意義が謎なんです。

近年、この石碑の見えない内部に

実は古代文字で別の文章が隠されていることが判明しました。

そしてその恐ろしい内容は

ガイドストーンに刻まれている内容を2017年9月に行使すること。

来年です。

色んな憶測がありますが、

私はこれが宇宙人とアメリカ政府を含む主要各国が

交わした約束なんじゃないかと思っています。

 

アメリカ政府が秘密裏に行った最大規模軍事演習

ジェイド・ヘルムと呼ばれる軍事演習がアメリカで行われましたが

突然普通の小さな街中に大量の軍隊が入り込んで演習をしたのです。

普通なら演習の詳細が明らかにされるものですが

テロ対策という名目だけで内容は全く明らかにされず

その光景は市民による撮影だけでしか目にすることができませんでした。

ここで詳しくは話しませんが

ジェイド・ヘルムはガイド・ストーンと深い繋がりがあると考えている人がいます。

普通の演習は全て演習が行われる場所や目的などが名前に入れられるのに対し、

ジェイド(石)ヘルム(舵)という名前は

ガイド(舵)ストーン(石)と意味がとても似ているんですね。

これは人類削減のために一般市民を拘束するための演習だったのでは?

と考えられているんです。

 

宇宙人の襲来に備えてできること

今にも第三次世界大戦が起きそうな不安定な世界情勢。

アメリカ大統領選挙で誰も予想していない人物の躍進。

近年どんどん発生する新しい謎のウイルス。

去年から騒がれているジカウイルスについても

性交渉によって大人の間を感染し、感染者は特に大きな影響がないのに

影響が出るのが新しい世代を作る赤ちゃんというのはおかしいと思いませんか。

全部が人類削減計画のひとつなのでは?

こんな変なウイルスが人間からじゃなくてどこから出てきた?

と、そんな疑問が出てくるわけです。

 

今、私達個人に出来ることなんて何もありませんが

とりあえず来年の9月までは後悔しない人生にしよう

と、思っています。

ノストラダムスの大予言の時は日本中の人が気にかけていたように思いますが

宇宙人の脅威のほうがよっぽど恐いように思います。

日本なんて小さい。

世界なんて小さい。

地球なんて小さい。

時空を超える想像もできないような世界が、宇宙には広がっているんだと

小さな旅人はそこにロマンと恐ろしさを感じています。

新米ママが愕然!日本の離乳食と海外のベビーミールの違い

ご飯×主菜×副菜の離乳食

子供を生むまで離乳食の知識なんて何もありませんでした。

海外でベビーシッターをしていた時は

生まれたばかりの新生児の世話か

もうだいぶ大きくなった子供達の面倒を見ていたので

離乳食を食べる時期の子供というのを全く知らなかったんです。

 

元々ズボラな性格の私は

ほとんどが作りおき・冷凍で離乳食をまかなっているのですが

それでも一応、ご飯・味噌汁・ハンバーグ・和え物みたいな感じで

主菜と副菜があります。

自分達のご飯はもっともっと適当なのですが

離乳食に対して知識がなかった私は

教えてもらったとおりにしていただけ。

フランス人の主人に言わせれば

赤ちゃんに主食と副菜を揃えるなんてかなり凝っているらしいんです。

f:id:trilingual:20160513170229j:plain

@息子初めての離乳食の日

 

飛行機での機内食ベビーミール

先月、初めて息子を連れて海外に行ったのですが

機内食のベビーミールを頼んだところ

オーストラリアの離乳食のセットが出されました。

いくつかバリエーションがあったのですが

往復の飛行機で何度か出てきたのは

カボチャとにんじんのペースト瓶と

洋ナシのバナナのペースト瓶

それに子供用ジュースです。

ベビーミールの月齢を選ぶことはできないようで

息子は1歳4ヶ月だったのですが

それは8ヶ月以降対象のものでした。

驚いたのは、そのほかのタイミングで出てきた離乳食が

4ヶ月以降対象だったこと。

味もないので、さすがに息子も食べなかったんですが

えっそんなに早くから離乳食与えても大丈夫なの?と驚きました。

 

海外の離乳食事情

離乳食で与えるメニュー

日本でママになって離乳食について学ぶと

これは食べさせたらだめ!これは何ヶ月以降!

と、まぁ色んなルールがあります。

でも、離乳食に使う食材って、国によって全然違うんです。

 

例えば主人の国フランスなら、

離乳食は基本的に野菜やフルーツをすりつぶしたもの。

日本ではフルーツは糖分が多いので

基本的にあげすぎには注意となっていますが、

フランス人の赤ちゃんは毎日のようにフルーツを食べて育つそうです。

 

インドでは離乳食にもターメリックなどの

刺激の少ない香辛料を少しずつ使っていきますし

アメリカではそもそも離乳食を手作りする習慣がありません。

全てビン詰めの離乳食を購入し、そのままあげるタイプ。

その分、種類もとっても豊富です。

 

離乳食のスタート時期

スタート時期も国によって多少の違いはあるようですが

やはり5~6ヶ月からというところは多いようですね。

ただ、離乳食初期・中期・後期と調理法が分けられているのは日本の特徴。

食べさせる食材を増やしていくところはどこも同じなのですが

例えば中国ではずーっと同じようなやわらかいものを1歳頃まで与え続け、

そこから大人の食事へと切り替えていくようです。

 

離乳食作りをもっと気楽に

初めて離乳食講習会に参加したとき、

離乳食ってなんて面倒くさいんだ!!と思いましたが

世界のお母さん達は市販のベビーミールを上手に活用したり

手作りにするにもルールにこだわりすぎず

もっと楽に済ませているようです。

実際、どこの国でも元気に子供達が育っているんですから

そんなに肩に力をいれる必要ってないと思うんですよね。

 

実際、そんなことを知るようになってからは

息子にも何でも食べさせてみるようになりました。

特に好き嫌いもなく、私達が食べるものが食べたいみたいです。

子供が色々食べてくれるのは嬉しいですし、

何より子供だけの別メニューに悩まなくて良くなったのが一番です。

乳児・幼児を叱るのは早すぎる?叱るタイミングと理由

厳しくするには幼すぎる?

f:id:trilingual:20160512145533j:plain

この写真は1年前のものですが、現在息子はまだ1歳5ヶ月。

乳児の赤ちゃんからやっと幼児らしくなってきたところです。

2618gという小ささで生まれてきた息子は

母乳があまり出なかったせいかなかなか大きくならず

成長曲線の中にやっと入ったのは10ヶ月を過ぎてからでした。

そんな見た目にも年齢にも小さかった息子を叱るというのは

私にとって最初の課題でした。

 

よちよちと歩き始めるまでは

悪さという悪さもなかなかすることがないので

叱らなくてはいけないことというと

食べ物を粗末に扱ったとき

というのがメインだったと思います。

少しずつ自我が出てくると

泣くべきじゃない理由で泣いたとき

これは自分の思い通りにならないという理由で泣くときです。

 

離乳食を始めてすぐの頃は新米ママとして手探りですから

食べてくれない時はどうしたら食べてくれるかを考えていましたが

そのうち、昨日は食べたのに今日は気分で食べないという日が出てきました。

そんなときは「ちゃんと食べないとだめだよね」と

諭すような口調で伝えてみるように。

もちろん、生まれて半年ほどの息子がそれを理解して

一度拒否したものを食べてくれた日なんてありませんでした。

 

でも、主人が離乳食をあげているときに同じことが起こると

「これは食べないといけないものだから食べるんだ」

と、泣いて嫌がる息子に無理やり食べさせていました。

どうしても食べないと、泣き止むまでずっと椅子に座らせたままにし、

全部は食べられないにしても少しは絶対に食べさせるようにして

食事を終えるようにしていたんです。

 

両親で立てる育児方針

私は自分が正しいとも主人が正しいとも思っていませんでしたが

少なくとも、結果だけを見れば主人のやり方で息子は食べるんです。

それでも、小さな息子に無理やり何かをさせるというのが

自分ではどうしてもできなかったんですよね。

 

そのことについて話し合うと、

「赤ちゃんだから、という視点で子供を見ないほうがいい。

 こんな小さくても自分で考えるし、立派な人間なんだ。

 親の言うことは絶対ということを今から教えていかないといけない」

という主人の言葉に深く納得。

 

厳しい=怒る ではないし

怒る=叱る でもない。

厳しい=理解させる

赤ちゃんの間は、叱って「罰」を与えることはなくても

理解が深まってきて幼児になってくる頃にはそれなりの罰を与えて、

悪いことをしたらどうなるかを理解させて行くようにしようという

ひとつの育児方針を立てました。

もちろん、思い通りにいく育児なんてありません。

でも、夫婦間で一つの方針を立てることで

子供を叱るタイミングや方法を一緒に考えて

根本的な「両親二人での子育て」が出来るんだと思います。

どちらを学ぶ?アメリカ英語VSイギリス英語

Englishを学ぶなら英語か米語か

旅の一時帰国中に、ある大病院の一室で事務として働いていた時期がありました。

ある日、ただの事務バイトが病院の専務から呼び出されたのです。

上司から「何かしたの!?」と青い顔で聞かれ、

クビにされるにしても通告するポジションがでかすぎると

ドキドキしながら専務室へ行きました。

すると、にっこり顔の専務に出迎えられ

「君だね、英語がぺらぺらな旅人というのは」

と、予想もしない一言。

どこからそんな噂を聞いたのかはさっぱりわかりませんが、

大病院では「一時帰国中のバックパッカー」というのは珍しかったようです。

 

わざわざ専務が私を呼んだ理由は

娘を英語留学させたいと思っているが、どこの国がオススメか?

というものでした。

英語には「イギリス英語」と「アメリカ英語」があります。

私達が学校で習うのはアメリカ英語。

 イギリス英語とは発音やつづりが違う単語がいくつかあります。

それに加え、国によって国ならではの英語表現というのもたくさんあります。

日本語に方言があるのと一緒ですね。

 

でも、どちらが良いのかという問いに答えはありません。

これは好みの問題。

例えば、映画が大好きな人で

いつか洋画を字幕なしで見たい!

なんて思う人にはアメリカ英語のほうがオススメですし

クラシックでエレガントなイメージがある

イギリス英語をマスターしたい!

という理由だけでも十分イギリス英語をチョイスできます。

 

 f:id:trilingual:20160511190644j:plain

@ロンドン

英語留学にオススメの国は?

1.アメリカ英語を学ぶなら

アメリカ英語を学ぶならやっぱりアメリカ。

と思うかもしれませんが、

アメリカといえどとても大きな国です。

あなたが日本語を学ぶとして、

東京に行くならきれいな標準語が学べるかもしれませんが

大阪に行けばローカルの人はみんな関西弁。

でもあなたは福岡、それとも沖縄を選ぶかもしれません。

日本語がわからないあなたにとって、

最初は東京も大阪も沖縄も違いがわからないと思います。

でも、そこで学び始めると覚える言葉はやっぱり変わってきますよね。

国だけでなく、どの地域を選ぶかも重要です。

最も、人気の都市部には多くの日本人留学生が集まりますので

せっかく留学したのに日本語漬けになる危険性も否めません。

 

カナダも人気の留学先。

私はカナダに7ヶ月間滞在しましたが、

地域が変わってもアメリカほどにクセが変わるということはありません。

それでも東側はフランス語が公用語になっているので

英語を学ぶなら西側からトロントまでの間がベストかと思います。

 

2.イギリス英語を学ぶなら

イギリス英語の本場はやっぱりイギリスですが

イギリスでもやはりイングランドでしょう。

物価が高いのでお金はかかりますが、ロンドンは一番人気ですね。

スコットランドの人が話す英語は、私も未だになかなか聞き取れません。

それくらいにエリアによって英語が違ってくるということです。

 

オーストラリアとニュージーランドもイギリス英語です。

でも、さすがに大陸で離れているだけあって

それぞれオーストラリア英語・ニュージーランド英語と呼ばれるくらいに

クセやそこでしか使われない言い回しがたくさんあります。

でも、私の個人的な意見としては

オーストラリアやニュージーランドの英語は日本人にとって

聞きやすいような感じもします。

オセアニアでも同じく、

例えばニュージーランドの南島と北島とではクセが全然違うので

 留学先を選ぶなら都市を考えることも重要ですね。

日本人夫婦でもバイリンガルを育てられる!私達夫婦が実践していること

日本語×英語×フランス語

バイリンガルとはよく聞きますが

トリリンガルっていうとちょっと聞きなれない人もいるかもしれません。

バイリンガルが二ヶ国語スピーカーなのに対し

トリリンガルは三ヶ国語スピーカーのことです。

 

フランス語がほとんど話せない日本人の私と

日本語がほとんど話せないフランス人の主人の

日常会話言語は英語

二人ともネイティブではありませんが

英語のレベルは同じくらいにアドバンスレベルなので会話に問題はありません。

 

息子は今1歳5ヶ月。

聞く言語が多いと言葉が遅いというのは一般的な話なのですが

うちの息子もまだほとんど言葉らしい言葉を発しません。

とてもおしゃべりで「◎✬△■…!!」とわけのわからない言葉で

色んなことを伝えようとはしてくるんですが

早い子なら1歳になる前から口にする「ママ」「パパ」「まんま」などは

まだ意味をわかって言っていないようです。

f:id:trilingual:20160511125302j:plain

鴨川シーワールド

 

日本語しか話せない私の家族と

フランス語しか話せない主人の家族とも

将来的にはスムーズに会話ができるようにならなくてはいけない。

でも、私達夫婦間の会話もわかるようにならなくてはいけない。

日本語・フランス語・英語の三ヶ国語をマスターしてもらわないと困る理由です。

 

まだ小さな子供に対してできることは限られています。

でも、生まれたときから根気良く続けないといけないことは

母は日本語で話し続ける

父はフランス語で話し続ける

この二つ。

共通語が英語であったり、

多少お互いの言葉を知っているということで

このシンプルなことが意外と難しかったりするんです。

でも、子供は「日本語」と「フランス語」として認識していくのではなく

「ママと話す言葉」「パパと話す言葉」と違いを認識していきます。

英語は「ママとパパが話している言葉」となればバッチリですが

今はそこまで求められません。

 

両親が日本人ならバイリンガルは難しい?

それでもやはりまだ小さい子供なので、

母親の私と過ごす時間のほうが長いのは致し方のないこと。

父親からフランス語を聞けない時間をカバーするために、

子供部屋で見せているディズニーは全てフランス語にしています。

大人は頭で語学を学びますが

子供は耳から学びます。

現状では、耳から聞く言語の量をそれぞれイーブンにすることが目標。

 

これは子供に英語(別言語)を学ばせたい

日本人両親にも同じことが言えます。

たくさんの人が、親がネイティブの発音を持っていなければ…と

最初から子供に自分で教えることを諦めてしまっていますが

親が子供に教えるという考えがあるから難しくなってしまうんです。

子供は勝手に勉強していきます。

毎日ロシア語の子供向け番組を見せていたら

ある日突然、ロシア語の歌を歌いだすでしょう。

 

この耳から学ぶ力が人生で一番強い時間が

0歳から3歳までの間と言われています。

子供をバイリンガルにしたいと思うなら、

週に数回、高い月謝を払って子供英語教室に通わせるよりも

生まれたときから毎日他言語の子供向け番組を見せることのほうがオススメ。

英語教室に通わせるのは、その後でも全然遅くありません。

フランス人が嫌いだった私に出来たフランス人の彼氏

女一人旅を楽しんでいたあの頃

ただ一人旅が好きだった独身女子。

旅先で出会う新しい人・風景・文化・食べ物・全てから受ける

刺激を最高に楽しんでいました。

 

f:id:trilingual:20160510201223j:plain

スウェーデンのマルモにて

これ、もうだいぶ前のように感じますがたった2年半前です。

主人も旅人だったことから意気投合して付き合い始め、

ヨーロッパのほとんどは一人旅から二人旅になりました。

でも、まさか自分がフランス人と付き合うことになるなんて

想像もしてなかったんです。

 

フランス人が嫌いになった理由

色々な国籍が集まった8人グループで

ニュージーランドを2ヶ月間、ラウンドトリップをしていた時期がありました。

アジア人は私だけ。

後はヨーロッパ人とアメリカ人が中心でした。

その中にいたのがフランス人のカップル。

その彼女と、私が唯一の女子でした。

私は2ヶ月間、ずーっとその子と仲良くなろうと必死だったんですが

何をせずともすごく嫌われていたみたいで

どんなに頑張ってもそれが報われなかったんです。

旅の空気を悪くしたくなかったので

他のメンバーにも最後まで相談できないまま、

そのグループトリップが解散してから

とりわけ仲の良かった2人に打ち明けました。

そして言われたのが

「フランス人の女の子は、基本自分が一番じゃないと嫌なんだ」

「基本、フランス人は色んな意味で特別。気にするな」

と。

思い返せば、旅の途中で

「Such a French!」(出た、これがフランス人だよ)

というフレーズをよく聞きました。

そのフランス人カップルは周りとの協調性ゼロで

好きなように行動していたことが多かったんですよね。

パリ出身であることをとても誇りに思っていた彼らは

フランス自慢になると止まりませんでした。

それまでにもフランス人の友達はいたのですが

誰ともそこまで深い仲にはなれなかったんです。

その時ふと、これは「フランス人らしさ」そのものが

私には合わないのかもしれないと思いました。

フランス人が苦手だと意識し出したのはそこからでした。

 

フランス人の彼との出会い

実は彼と出会ったのはカウチサーフィンというSNSがきっかけでした。

これについてはまたいつか詳しくお話したいと思います。

まさかのインターネットから始まった出会いだったんです。

旅人同士を繋げるSNSだったんですが

ベルギーで生まれ、ギリシャで幼少期を過ごし、フランスで育った彼は

私がフランス人に対して持っていた固定観念を根本から変えてくれたんです。

フランス人としての視点ではなくもっとインターナショナルな視点で、

本当のフランス人についてたくさん教えてもらいました。

よく知らない相手に対してはとても冷たいことがあっても

本当の友達になれば全身全霊で助けてくれるような一面があったり。

パリに住むフランス人と南フランスに住むフランス人は

日本で言う関東VS関西みたいな空気があったり、性格が違ったり。

フランス人に関する固定観念は、

なぜかどこの国にもあって、それもイメージそのものがバラバラ。

でも、実際に知ろうとすると違うことだらけなんですよね。

結局、そんなフランス人と恋に落ちてしまったわけで。

私の一人旅人生は二人旅人生になったんです♬

旦那の親の面倒って見ないといけないの?

将来の親の介護を考える

 結婚したときは若い両親も年と共に老いていきます。

二人の問題だけでないのが結婚。

国際結婚した時、相手の両親の将来についても考えるのは当然ですよね。

 

私の主人はフランス人なので

ここからの話は相手が西洋人の場合…としか言うことができませんが、

日本の義両親との付き合いとは色んな違いがあります。

最も大きな違いと思うのは

「長男・長女が将来親の面倒を看る」

という日本の考え。

あえて長男・長女と書きましたが、

少なくともヨーロッパには子供が親の面倒を看るということはありません。

そのための二世帯住宅なんてまずありえないんです。

 

子供が結婚したら、第一に優先すべきは子供の家族。

もし親が自分ひとりで暮らせなくなってしまった場合は

親が自分で介護ホームなどに入る手続きをします。

国をあげて、ちゃんとした福祉施設が整っているというのも大きな違い。

「将来は面倒診てね」なんて堂々という日本人の親は

西洋では「子供に迷惑をかけたい親がどこにいるんだ」と白い目で見られます。

 もちろん、親が心配で近くに住む子供の家族もいますし

経済的にどうしても子供の助けが必要になった親もいます。

でも、最初から子供に頼ろうとする親は一人もいません。

 

楽しい青春時代を過ごして

結婚して子供が生まれ

子育てに追われて苦労し

子供がやっと自立して出て行った頃に

先が見えないエンドレスの親の介護…

 どうして日本ではこれが当たり前のような流れになっているんでしょう。

 

でも、自分が日本人ということは変えられないんですよね。

ということは、周りの日本人、日本人の親を理解しないといけないんです。

国際結婚をしても

相手の親の面倒を看る義務はきっとありません。

でも、そういう家庭で育ってきた旦那には

あなたの親の面倒を看ることに協力してもらえることを期待できません。

 

自分の親ならまだ面倒を看ようと思うけど

相手の親の面倒を看るのは嫌だなぁ

なんて考える嫁は珍しくないと思います。

でも、国際結婚をするなら相手に

「一般的な老後」について聞いてみてください。

そして、相手の親の面倒を看るか看ないか、ではなく

自分の親の面倒を看なければいけないのか、を

クリアにしておくことが大事です。

もしそうなら、結婚相手の意見を聞いておかなければいけません。

 

国際結婚という言葉には華があるように見えますが

実際に異文化の人と結婚する場合には

想像していなかった疑問や問題が後から次々と出てきます。

私が直面した国際結婚ならではの事例を

これから、ここで少しずつ紹介していきたいと思います。