トリリンガル育児中。旅好き女のつぶやき

10年前は想像もしなかった 国際結婚×多言語育児×英語教育

乳児・幼児を叱るのは早すぎる?叱るタイミングと理由

厳しくするには幼すぎる?

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この写真は1年前のものですが、現在息子はまだ1歳5ヶ月。

乳児の赤ちゃんからやっと幼児らしくなってきたところです。

2618gという小ささで生まれてきた息子は

母乳があまり出なかったせいかなかなか大きくならず

成長曲線の中にやっと入ったのは10ヶ月を過ぎてからでした。

そんな見た目にも年齢にも小さかった息子を叱るというのは

私にとって最初の課題でした。

 

よちよちと歩き始めるまでは

悪さという悪さもなかなかすることがないので

叱らなくてはいけないことというと

食べ物を粗末に扱ったとき

というのがメインだったと思います。

少しずつ自我が出てくると

泣くべきじゃない理由で泣いたとき

これは自分の思い通りにならないという理由で泣くときです。

 

離乳食を始めてすぐの頃は新米ママとして手探りですから

食べてくれない時はどうしたら食べてくれるかを考えていましたが

そのうち、昨日は食べたのに今日は気分で食べないという日が出てきました。

そんなときは「ちゃんと食べないとだめだよね」と

諭すような口調で伝えてみるように。

もちろん、生まれて半年ほどの息子がそれを理解して

一度拒否したものを食べてくれた日なんてありませんでした。

 

でも、主人が離乳食をあげているときに同じことが起こると

「これは食べないといけないものだから食べるんだ」

と、泣いて嫌がる息子に無理やり食べさせていました。

どうしても食べないと、泣き止むまでずっと椅子に座らせたままにし、

全部は食べられないにしても少しは絶対に食べさせるようにして

食事を終えるようにしていたんです。

 

両親で立てる育児方針

私は自分が正しいとも主人が正しいとも思っていませんでしたが

少なくとも、結果だけを見れば主人のやり方で息子は食べるんです。

それでも、小さな息子に無理やり何かをさせるというのが

自分ではどうしてもできなかったんですよね。

 

そのことについて話し合うと、

「赤ちゃんだから、という視点で子供を見ないほうがいい。

 こんな小さくても自分で考えるし、立派な人間なんだ。

 親の言うことは絶対ということを今から教えていかないといけない」

という主人の言葉に深く納得。

 

厳しい=怒る ではないし

怒る=叱る でもない。

厳しい=理解させる

赤ちゃんの間は、叱って「罰」を与えることはなくても

理解が深まってきて幼児になってくる頃にはそれなりの罰を与えて、

悪いことをしたらどうなるかを理解させて行くようにしようという

ひとつの育児方針を立てました。

もちろん、思い通りにいく育児なんてありません。

でも、夫婦間で一つの方針を立てることで

子供を叱るタイミングや方法を一緒に考えて

根本的な「両親二人での子育て」が出来るんだと思います。