トリリンガル育児中。旅好き女のつぶやき

10年前は想像もしなかった 国際結婚×多言語育児×英語教育

新米ママが愕然!日本の離乳食と海外のベビーミールの違い

ご飯×主菜×副菜の離乳食

子供を生むまで離乳食の知識なんて何もありませんでした。

海外でベビーシッターをしていた時は

生まれたばかりの新生児の世話か

もうだいぶ大きくなった子供達の面倒を見ていたので

離乳食を食べる時期の子供というのを全く知らなかったんです。

 

元々ズボラな性格の私は

ほとんどが作りおき・冷凍で離乳食をまかなっているのですが

それでも一応、ご飯・味噌汁・ハンバーグ・和え物みたいな感じで

主菜と副菜があります。

自分達のご飯はもっともっと適当なのですが

離乳食に対して知識がなかった私は

教えてもらったとおりにしていただけ。

フランス人の主人に言わせれば

赤ちゃんに主食と副菜を揃えるなんてかなり凝っているらしいんです。

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@息子初めての離乳食の日

 

飛行機での機内食ベビーミール

先月、初めて息子を連れて海外に行ったのですが

機内食のベビーミールを頼んだところ

オーストラリアの離乳食のセットが出されました。

いくつかバリエーションがあったのですが

往復の飛行機で何度か出てきたのは

カボチャとにんじんのペースト瓶と

洋ナシのバナナのペースト瓶

それに子供用ジュースです。

ベビーミールの月齢を選ぶことはできないようで

息子は1歳4ヶ月だったのですが

それは8ヶ月以降対象のものでした。

驚いたのは、そのほかのタイミングで出てきた離乳食が

4ヶ月以降対象だったこと。

味もないので、さすがに息子も食べなかったんですが

えっそんなに早くから離乳食与えても大丈夫なの?と驚きました。

 

海外の離乳食事情

離乳食で与えるメニュー

日本でママになって離乳食について学ぶと

これは食べさせたらだめ!これは何ヶ月以降!

と、まぁ色んなルールがあります。

でも、離乳食に使う食材って、国によって全然違うんです。

 

例えば主人の国フランスなら、

離乳食は基本的に野菜やフルーツをすりつぶしたもの。

日本ではフルーツは糖分が多いので

基本的にあげすぎには注意となっていますが、

フランス人の赤ちゃんは毎日のようにフルーツを食べて育つそうです。

 

インドでは離乳食にもターメリックなどの

刺激の少ない香辛料を少しずつ使っていきますし

アメリカではそもそも離乳食を手作りする習慣がありません。

全てビン詰めの離乳食を購入し、そのままあげるタイプ。

その分、種類もとっても豊富です。

 

離乳食のスタート時期

スタート時期も国によって多少の違いはあるようですが

やはり5~6ヶ月からというところは多いようですね。

ただ、離乳食初期・中期・後期と調理法が分けられているのは日本の特徴。

食べさせる食材を増やしていくところはどこも同じなのですが

例えば中国ではずーっと同じようなやわらかいものを1歳頃まで与え続け、

そこから大人の食事へと切り替えていくようです。

 

離乳食作りをもっと気楽に

初めて離乳食講習会に参加したとき、

離乳食ってなんて面倒くさいんだ!!と思いましたが

世界のお母さん達は市販のベビーミールを上手に活用したり

手作りにするにもルールにこだわりすぎず

もっと楽に済ませているようです。

実際、どこの国でも元気に子供達が育っているんですから

そんなに肩に力をいれる必要ってないと思うんですよね。

 

実際、そんなことを知るようになってからは

息子にも何でも食べさせてみるようになりました。

特に好き嫌いもなく、私達が食べるものが食べたいみたいです。

子供が色々食べてくれるのは嬉しいですし、

何より子供だけの別メニューに悩まなくて良くなったのが一番です。