国際結婚にもある?嫁姑問題
周りでも珍しくない「嫁姑問題」。
時代と共に、問題そのものにも色々な変化が見えてきていますよね。
私は幼少期、母と祖母の嫁姑問題を小さいながらに目の当たりにしていました。
それがあってからか、自分は絶対将来の姑といがみ合いたくないと思い
付き合ってきた彼氏のお義母様たちとは積極的に仲良くしようとしていましたが
まさか、自分の姑になる人がフランス人になるとは思っていませんでした。
私のフランス語はまだまだ日常会話には程遠く、
お義母さんは英語が少し話せる程度なので、
コミュニケーションはそんなにスムーズではありません。
ラッキーというべきかどうなのか
そんなわけで嫁姑問題などあるはずもなく、とても仲良くさせてもらってます。
でも、私の周りの国際結婚カップルには色々な問題があるようで…
大変そうだと思ったのは宗教の問題。
これは日本でもありえるかもしれませんが
海外では強い信仰心を持って成長してきた人の比率が多いんです。
でも結婚したから改宗しろ、同じ神を信じろという人は
そんなにいないと思います。
ただし、宗教やお国柄へ深い敬意を払わなければ
そこから「あんな嫁…」という風に変わってくることもあるようです。
日本人カップル同士の結婚では
親の宗教は関係ないというパターンのほうが多いと思いますが
国際結婚となると相手家族の宗教と、その風習は要チェックですね。
@クックアイランドのラロトンガ島にて
そして日本人でありすぎるがために受け入れられないかもしれない
旦那と姑との深い繋がり。
日本では「マザコン」なんて言われるかもしれませんが
私の主人は週に2~3回は母親に電話をしています。
週に1回になろうものなら、会話は文句からスタート。
母の日と誕生日なんて絶対に忘れられません。
でも、息子が母への電話を面倒くさがるのは
やっぱり日本と一緒だったりするんですよね。
それでもかけるのは、母の気持ちを察してのこと。
大人になっても、子供と親の繋がりは日本よりも深い気がします。
主人が話す内容がもっぱら私の話だったりしても
お義母さんは楽しそうに聞いています。
息子を独占したい気持ちから来ていないというのが十分にわかります。
逆に「お世辞」とか「大げさな気使い」というのは存在しません。
遠まわしに言ったり、空気を読まないといけなかったり
これって日本語特有の面倒くささ。
嫁だからと言って何から何まで遠慮する女性はそんなに好かれません。
最も、これは西洋の文化を持つ家族の場合…なので
全ての国際結婚には当てはまりませんが。
私は、嫁姑問題に関しては国際結婚のほうがいくらかも楽だと思いますね。